CV Droneのビルド (XCodeを使う場合)

「Linux用のmakefileあるけどさ...
 ぶっちゃけMacじゃ作りにくいよ!
 てかXCode使わせてよ!」 ← XCode使い始めた私

XCodeの補完機能に慣れたら誰だってそう思うはずですよね。

最新のCV Droneのbuildフォルダを覗くと、「build/xcode」とXCode用のプロジェクトファイルが用意されています。
XCode6を使用していることと、MacPortsで最新のOpenCVをインストールしていくことが前提ですが。

しかしながら、まだ実験的なものなので、ちゃんとビルドできるという保証はありません。

そういうわけで、今回はXCodeを使って一からCV Droneプロジェクトを作る方法を紹介しましょう。

1. XCodeを起動して「Create a new XCode project (プロジェクトの新規作成)」をクリック。
cvdrone_xcode_01.jpg

2. プロジェクトテンプレートの種類を「Command Line Tool」にして「Next」をクリック。
cvdrone_xcode_02.jpg

3. プロダクト名と所属(適当でOK!)を入れたら、TypeがC++になっていることを確認して「Next」をクリック
cvdrone_xcode_03.jpg

4. プロジェクトの保存場所(今回はCV Droneのbuildフォルダ)を指定して「Create」をクリック。
cvdrone_xcode_04.jpg

5. 左上のプロジェクトアイコンを右クリックしてBuild Settingを開く(表示はBasicからAllに変更)。

6. インクルードディレクトリ(MaxPortsを利用していれば/opt/local/include)を設定。
cvdrone_xcode_05.jpg
↑non-recursiveになっていることを確認

7. ライブラリディレクトリ(MaxPortsを利用していれば/opt/local/lib)を設定。
cvdrone_xcode_06.jpg
↑こちらもnon-recursiveになっていることを確認

8. コンパイラをGNU C++に設定。
cvdrone_xcode_07.jpg

9. Build Phaseタブに移動して依存するライブラリを追加する。
cvdrone_xcode_08.jpg

10. ヘッダやソースファイルをドラッグ&ドロッププロジェクトに追加してビルド。
cvdrone_xcode_09.jpg

おわり!


...あれ?これVisual Studioより楽なんじゃね?
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